「岩見沢の家」気密施工~大工造作

春先から着工し、当ブログでも紹介してきた新築工事『岩見沢の家』ですが、9月上旬に無事にお引渡しとなりました!
忙しさを理由にしてブログの更新を出来ずにいました…反省。
少し振り返ったブログとなります。

大事な気密層の施工

外周部を囲い、軸組間に高性能グラスウールを充填した後は気密層を形成していきます。
高断熱と高気密は両方大事であり、どちらかが欠けていると意味を成しません。

そして、もう一つ大事なことに『気流止め』があります。
これは聞きなれない言葉だと思いますが、『気流止め』があってこそ断熱気密の効果が最大限に発揮されます。
逆に言うと、気流止めがなければ、どれだけ高気密高断熱であろうが半分以上効果が無くなってしまうと言えるのです。
これから家づくりする方は、この『気流止め』+『高気密高断熱』をしっかりと理解して施工できている住宅会社を選びましょう。
気流止めについてはまた違うブログで解説します…。

隙間なくパンパンに詰められた断熱材の室内側に防湿気密層を形成していきます。
防湿気密層は切れ目なく連続してることが大切であります。
コンセントまわりも専用の気密部材を用いて丁寧に施工。
外部まで貫通するダクト周りも、木枠を回して、気密テープで処理をして、隙間は発砲ウレタンで埋める徹底ぶり。
断熱気密は丁寧で精度の高い施工の積み重ねが大事なのです。

性能に関わる工程が終われば、フローリングや石膏ボード貼り、造作関係の施工などが進んでいきます。
ここまで進むと完成のイメージに一気に近づいていきます。

大工工事が終われば、内装工事、仕上げ工事と現場は進んでいきます。
次のブログでは完成間近の状況をお届けしたいと思います!