栗沢町で中古住宅をリノベーション

中古住宅リノベに挑戦するお施主様

栗沢町は美流渡。
現在は札幌にお住まいで、原風景が素晴らしく自然に囲まれた築40年余りの住宅と広大な土地に魅せられたお施主様O様との出会いは秋が深まる10月中旬。

南幌の古民家改装に続き、こちらもまたお施主様自らがリノベーションに挑戦するプロジェクト
私たち佐々木組はサッシや玄関ドアの取替、浄化槽の設置、電気工事等のお施主様では難しいと思われる工事を行わせていただき、間取り変更や内装の一新、断熱耐震施工などは全てお施主様が行っていく。

お施主様O様の情熱や行動力が凄まじく、この様なプロジェクトに関わらせていただくことは私たちも非常に刺激があり、とてもありがたいことです。

11月には解体工事がスタート。
私たちは住宅全てのサッシを交換する工事から入ります。

住宅の断熱性能及び快適性を向上させるために、古いサッシ・硝子を交換するもしくは内窓の取付はとても効果的で優先すべきことであります。
今回は既存のサッシが古くなっていたことや、窓の大きさや仕様をほとんど変更するため、既存窓を撤去し、新たな高性能樹脂サッシを取付ける方法で施工していきます。

交換前
交換後

今回は外壁をいじらないこととしたため、カットモール工法を採用。
既存サッシを外側から外せるように、まずはサッシ四方の外壁をカット。
既存サッシをそのまま取外し、新しいサッシを取付け、サッシ外周部にカットモールを取付け、コーキングして完了。
交換後のサッシ外周部に見える額縁みたいなものがカットモール。
内部の下地を変えることで、サッシの大きさも変幻自在。

重厚な感じと凹凸の表情が出て、これはこれで格好良いんですよね。
色味もブラックとして、外観にぴったり違和感なく調和している。
とても良い!!

室内から見た外の景色。絵に描いたような絶景が飛び込んでくる。
これこそ地方でしか手に入らない醍醐味だ。
額縁で切り取られたこの景色から四季の移ろいも感じられる。
とても豊かで、大らかで、情緒的…まさに心のご馳走である。

施工していてこの風景を目の当たりにした時、私も感動しました。

サッシの交換が全て無事に終わり、ほっと一安心です。
今回は先進的窓リノベ事業を活用し、総工費の約3分の1の補助金も取得することも出来ました。
今年度はあるかどうかまだ分かりませんが、補助金があればお得に住まいの快適性を向上させることができます。

住宅の快適性を向上させる手段として、サッシや硝子の交換、内窓の取付を第一に検討してみることをオススメします!