「長沼の家」内部造作~内装仕上げ

内部仕上げ

断熱気密処理が終われば、仕上がりに向けて造作工事が進められていきます。
造作工事が始まると一気に完成のイメージへと近づいていきます。

キッチンのアールの入口、使いやすいニッチ、天井の木仕上げ、オリジナルの造作家具などなど。
随所にこだわりが詰まった素敵な住宅が少しずつ形になっていくのは、現場にいる私たちもワクワクします!

リビング上部に大きな吹抜けがあり、開放感があり気持ちの良いお家となります。
開放感だけでなく、その中に落ち着ける雰囲気も創ることが大切なので、あえて今回は勾配天井を採用。
高さを抑えた天井に羽目板を張ることで、より自然で心が落ち着く空間になるのです。

天井の羽目板材は栂(ヘム)パネリングを採用。
木目が綺麗で節も少なくて、色合いも飴色に変化していき、美しい。
私も栂が持つこの魅力が好きで、みなさまによくオススメする羽目板材の1つです。

今回は2階ホールと主寝室はお施主様のセルフビルドで壁を仕上げていただきました!
はじめての左官ですが、とても綺麗な仕上がりです!
やはり塗り壁は、光を柔らかく反射させて、室内を落ち着く雰囲気にしますね!

内装仕上げ、住設機器や電気関係の取付が終われば、いよいよ美装を行い完成となります。
真夏の暑い日から始まった新築工事。
お引渡しの時には外はすっかり雪景色となっており、時間の流れの速さにいつも驚きます。

お施主様には新しい住居で年末年始を迎えていただけて、私たちもホッと一安心でした。