北海道の短い夏が目前にせまってきました。
昔はカラッとした涼しい夏であったが、じめっとした蒸し暑い夏へと変わってしまった。
粉塵が舞い、虫も発生してくる。
そこで住宅に影響を及ぼすのが換気です。
フィルターが目詰まりすると、計画通りに換気されなかったり、清浄な空気が保てなかったりと、色々と不具合が発生する可能性もあります。
住宅の換気方法は第1種換気と第3種換気に分類されます。
第1種は給気・排気共に機械で行われ、第3種は機械排気と自然給気で成り立ちます。
1種換気方式は、天井裏に備え付けた熱交換換気システムにより、外部からダクトを通して、給気・排気を行っています。
その場合、給気・排気それぞれのフィルターは熱交換換気システム下部についており、そのフィルターを定期的にお掃除していただきます。
換気システム本体の蓋を外して、フィルターを引っ張り出します。
あとはフィルターを水洗いなどで綺麗にして、乾いてから元に戻します。
室内各所についている、給排気口も同じです。
カバーのツメに指を入れて下に引っ張ると簡単に外れます。
室内のフィルターは約2~3ヵ月程度で埃が溜まり、目詰まりを起こします。
特に排気側のフィルター。
これも掃除機で吸ったり、水洗いで綺麗にしましょう。
第三種換気の場合も同じで、給気側、排気側それぞれのカバーを外してフィルターをお掃除。
これで安心です。
長い年月が経つと、フィルター自体が破けたり、使い物にならなくなったりもします。
その場合は、各換気システムメーカーにフィルターのみの販売もありますので、建てた会社に言って取り寄せてもらいましょう。
換気システムを侮るべからず。
普段なかなか気にしないところだと思いますが、定期的に確認しておきましょう!